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いろんな関羽を綴ります


by maplekannu
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諦めずに頑張ること

世界柔道が始まりましたね。
今回は柔ちゃんはおめでたで欠場で、ちょっぴり残念ですが柔ちゃんの代わりに出場する北田選手の頑張りも相当なものだと思います。

たまたま同じ頃に産まれて、同じ体格で柔道をやっていたというだけで、柔ちゃんがいるかぎりは世界のトップには立てない。
それよりも世界大会の選手として選ばれないとうことになる。

柔ちゃんと同じ階級の人達の中では階級を上げた人も数名みえるそうです。
そりゃ誰だってチャンスがほしいもんね。
でも北田選手はそれをしなかった。
努力して努力して柔ちゃんに何度も挑戦して敗北して悔しさを味わう。
それでもまた柔ちゃんに立ち向かう。
めちゃめちゃかっこいい。
北田選手は逃げに走るのは嫌だと言ってた。

私も諦めることは好きではない。
でも逃げたくなることもある。
今回の世界柔道で北田選手の柔道の道を知って、自分がまたどこへ進んでいいのか迷い始めた。

これから私は習慣性流産の検査を受けて行くことになっていて、先週採血を2本した。
私の染色体が流産しやすいものかどうかを調べたり、まだ全然わからない検査をこれからもしていく。
もしも習慣性流産の診断が下されたら私は子供を諦めようと考えていた。
習慣性流産とはとても流産しやすい体質のようなもので、だからといって絶対に妊娠出産ができないわけではない。
ただ、いつ妊娠して無事に出産できるかは全くわからない・・・。
それまでに何度流産するかわからない。
全く先の見えない中、幸福と落胆を何度も味わうことになる。

どんなに頑張っても流産をすると何もかもがどうでもよくなるし、自分の体が信じられなくなるし、自分が情けなくなるし、死にたいと思える。
要するに鬱のような状態になる。
そういう自分の姿を旦那や家族に見せるのも嫌なんだけど、両家の両親の期待が重くのしかかる。
うちの母親は私を励ますような話し方をしながらも、絶対に子供は作ってくれという方向で話を終わらせる。
旦那の両親は無理しなくてもいいと言ってはくれるが、治療費を負担してくれたりして、やっぱり期待しているんだと思う。

自分の精神的苦痛を考えると習慣性流産だとしたら、その後頑張る勇気が出るかとても心配。
でも両親の期待に応えたいというのが子供の心情。
いいことをして親に褒められたいと思うのは、子供なら誰でも思うことだろう。

検査の結果が出るまでに1ヶ月はかかるから、その結果を見ながら徐々に自分の気持ちも固まっていくんだろうか?

病院で不妊治療を10年くらいしてやっと子供ができた夫婦を紹介してくれた。
奥様は外国人ではあるけれど日本語がとても上手で、旦那さんは高校教師だった。
その奥さんが「愛する家族が増えることが一番の望み」と言っていた。
私はとにかく家族が大好きで家族の為なら何でもしたいと思っているので、そういった考え方はとても素敵だと思うし自分にも家族が増えるということは愛する人が増えるって凄く幸せなことだと思う。

諦めずに努力することが自分にとってプラスなのかマイナスなのかまだ答えは出ないけど、できれば諦めずに進んでいけるのが自分にとっては一番いいなぁとは思う。
本当は諦めたくない。
もっと強くなりたい。
by maplekannu | 2005-09-09 14:21 | リアル関羽